◆ノンメタル治療
ノンメタル治療とは口の中の治療で金属を使わない治療のことです。現在日本の保険診療では、かぶせもののほとんどに金属が使われています。当たり前に使用されている金属ですが実はいくつかの問題があります。
金属によって生じる問題点
(1)ガルバニック電流:口の中の金属はガルバニック電流と呼ばれる電流を発生しております。この電流は脳の発生する微弱電流を乱し、不眠、イライラなどを起こし、また自律神経のバランスをも崩してしまいます。
(2)アマルガム:「歯科用水銀アマルガム」の略で、主に虫歯治療で歯に詰める歯科治療用材料です。アマルガムの組成は、銀35%・スズ9%・銅6%・少量の亜鉛、そしてあとは水銀です。水銀の占める割合は、全体の約50%にも及びます。アマルガムは健康保険の適用材料として認定されており、一般的に使用されてきました。 現在でも保険が適応するので、医院によっては使用される場合もあるようです。
(3)金属が酸化することで、歯ぐきが黒色になります。
(4)味覚障害をおこす場合があります。
(5)金属アレルギーの原因となることがあります。
口の中で使用する量はわずかなので必ずしも上記のようなトラブルを起こすわけではありませんが、トラブルの原因の元を何十年も入れておくことは、あまり気持ちの良いものではありません。また、見た目にも「美しい口」「自然な歯」とは、言えません。
害の多い金属を体にやさしい材質に置き換える治療がノンメタル治療です。一生使っていく体に対してできる限り不安の少ないものを使って頂きたいと私達は考えています。
ファイバーコア
神経のない歯につける土台(コア)は従来、金属を使用していましたが金属アレルギーやガルバニック電琉の発生源になりえます。ファイバーコアの材質は歯根に近い弾性係数なので、今までの金属の土台のように、歯根に負担がかかり、歯根が破折するトラブルが激減しました。また、天然歯の土台と同じ色調と光透過性をもっているので、上からオールセラミック冠をかぶせると天然歯と見分けがつかないほど自然な色調になります。
特徴:
土台としての強度がある。
電気を発生しない。
生体親和性が高い。
金属の土台
ファイアーコア
オールセラミック
金属をまったく使用しないので、透明感があり、天然の歯に最も近い色調を再現できます。
特徴:
審美性に大変すぐれています。
永久に変色しません。
セラミックには、歯垢が付きにくく、付いてもすぐとれます。
金属を使用しないので歯と歯ぐきの境目が自然です。
治療前→治療後
虫歯を部分的に詰める時に、歯の色に近いセラミックで詰める方法です。
すでに、金属の詰め物が入っておられる方もセラミックインレーに交換することができます。
治療前→治療後
裏側が金属で出来た前歯のかぶせものをオールセラミックのかぶせものに交換しました。
ハイブリッド
セラミックとプラスチックを混ぜた材質で、硬さも天然歯とほぼ同じなので噛み合う歯が痛みにくいです。またセラミックと比べて安価であるため治療費も抑えることができます。短所は長年使用していると若干水分を吸い込むためにおこる変色で、見映えがオールセラミックよりやや劣ります。
治療前→治療後
治療前→治療後
ノンメタル義歯
入れ歯に使用する金属もまた生体に対して為害作用を発揮することがあります。金属をまったく使ってないので、非常に軽く、金属アレルギー、ガルバニック電流の心配がありません。やわらかい素材でできており、バネに金属を使わないため、目立ちません。バネの見えたくない方にはオススメです。
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