入れ歯治療
入れ歯(義歯)をお考えの方へ
奥歯がないという事は、前の方の歯だけで噛んでいるという事です。
しかし、前歯は咬みしめる事に関してはとても弱い構造になっているため、奥歯がない状態を続けていると、上の前歯に負担がかかります。
その結果、下記のような悪影響が起こる可能性があります。
1:前歯が傾く(出歯になる)
2:歯と歯の間にすき間ができる
3:顔、特に口元にシワが入る
上記の症状は痛みを伴いにくく、ゆっくり進行するため、多くの方は、歯がないことで起きているとは気付きにくく、単に年を取ったためだと判断されます。
なくした歯を作る方法としてはインプラントかブリッジか入れ歯があります。
ここでは入れ歯について説明します。
当クリニックでは、舌感向上のため、チタンを用いた薄く軽い金属床や、インプラントと併用して外れにくくしたインプラント義歯、特殊なシリコンを使って異物感を軽減するFINデンチャー、バネが目立たないスマートデンチャーなど、たくさんの方法をご用意しています。
どれも特殊なものなので保険の義歯と違い、精密な方法で作ります。
そのため、少し時間がかかったり、費用がケースによって異なる場合があります。
今、入れ歯で悩まれている事がございましたら、当クリニックへご相談下さい。
入れ歯の種類

■チタン床義歯
もっとも薄いところで、0.4mmとなり熱も伝わりおいしく食事ができます。
生体安全性の高いチタンを用いることにより、長期的に『安心・安全な』入れ歯です。
(写真はゴールド色でイオン加工)

■コバルトクロム床義歯
もっとも薄いところで、0.4mmとなり熱も伝わりおいしく食事ができます。
チタン床と比べ金属の重量が2倍になります。

■トルティシュ床義歯
唾液が通るメッシュプレートを用いた入れ歯です。味、熱を感じることができます。

■磁性アタッチメント義歯
入れ歯の裏側に磁石をつけ、残っているご自分の歯根やインプラントと合わせる事で吸引力が発生し、動きにくくする入れ歯です。

■ソフトプレートデンチャー
裏側に柔らかい特殊素材を利用した入れ歯です。歯肉が薄い場合や粘膜部に痛みを感じやすい方にてきしています。

■FINデンチャー
やわらかいシリコンが歯肉にまとわりつき外れにくい入れ歯です。

■スマートデンチャー
歯に引っかける金属のバネが無いので、入れ歯と分かり難く審美的に優れた入れ歯です。
金属アレルギー症などノンメタル治療を望まれる方は、樹脂のみの製作も可能です。

■インプランデンチャー
固定源にインプラントを利用した入れ歯です。
各種タイプがあります。

■ミニインプラントデンチャー
直径1.8mmのチタン製のネジ状の金属を歯ぐきの上から埋め込み、その上に入れ歯を固定する装置です。短時間の簡単な手術で済み、入れ歯が口に中で動かなくなり、快適です。

■テレスコープデンチャー
ご自分の歯を利用し、その上に歯の形をしたアタッチメントを被せる事でバネの代わりをしています。入れ歯と分かり難く審美的に優れた入れ歯です。