山手歯科クリニックです。
本日は「親の虫歯が子にうつる可能性はある？」というご質問にお答えします。
『親の虫歯が子にうつる可能性はある？』
虫歯は「虫歯菌」による感染症ですから、親から子に虫歯が感染するケースもあります。基本的に涎によって感染しますから気を付けなくてはなりません。
『子に虫歯菌を感染させないためには？』
涎が原因ですから、親と子で食器（箸とスプーンを含む）を分けることをおすすめします。
お子さんが小さいうちは親が食べさせると思いますが、その際も「親が食べる箸・スプーン・皿」と「子に食べさせる箸・スプーン・皿」は分けるのが無難です。
『その他の注意点は？』
2～3歳くらいから食べる物が変化しますから、うつさないための工夫をしつつも、「口内をキレイに維持すること」を重視する方向にシフトしましょう。
歯医者で口内を定期的にチェックしてもらったり、歯科医院や行政の指導で、親が「子供の歯の正しい磨き方」を身につけたりすることが大事です。
『3歳以降は？』
3歳くらいから、清涼飲料水やお菓子など、糖分の多い飲食物を摂る機会が増えやすくなります。そのため虫歯になりやすくなると言えます。
ただ、虫歯を防ぐという観点では、「食べる量」よりも「食べる時間の長さ」にこそ気を遣うべきです。いわゆる「ダラダラ食べ」をさせないようにしましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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